ドイツ・ハノーバー国立歌劇場で、日本橋オペラが2015年に上演した際に制作した、ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」の縮小版のオーケストラ譜を使って、10月から11月にかけて4回上演されました。これは新型コロナウイルス禍でドイツの劇場で大規模なオペラ公演が中止に追い込まれる中での上演で、各方面から注目されています。さらに同じ楽譜を使って、来年はマンハイム、さらにニューヨークで「椿姫」の上演が決定しています。
なお、ドイツ・ハノーバー国立歌劇場は、2020年のヨーロッパ最高のオペラハウス(
オペラアワード2020)に選出される快挙を達成しました。日本橋オペラも少しだけ貢献しました。
8月28日、文化庁の文化芸術の継続支援事業補助金の交付が決定しました。
8月19日、東京都の「アートにエールを!」(ステージ型)に日本橋オペラ研究会が提出した企画『日本橋オペラ2020歌劇「お菊さん」南無阿弥陀仏編』が採択されました!応募企画数1470件から300件が採択で、競争率5倍の狭き門でした。この企画は無観客で行われ「南無阿弥陀仏」や「長崎くんち」が歌われる、ダイナミックな動画になる予定です。
日本橋オペラ研究会は2番目に掲載されています。成績順ではありませんが、それだけ手早く企画を提出したという、やる気と意識の高さはわかっていただけると思います。
(全ての採択企画はこちら)
アートにエールを!歌劇「お菊さん」百人一首編(約21分)
André Messager / Opera “Madame Chrysanthème”
日本橋オペラ「お菊さん」延期のお知らせ(5/1)
2020年5月31日(日)に開催予定であった、日本橋オペラ2020「お菊さん」公演は、
新型コロナウイルスによる影響で、大変残念ですが2021年5月29日/30日に延期となりました。
延期公演:
日時:
2021年5月29日(土)30日(日)14時開演(13時15分開場)
会場:日本橋劇場(日本橋公会堂4F)
日本橋オペラ代表
福田祥子
助成が決定しました!
助成が決定しました!
(公財)アサヒビール芸術文化財団では今年度474件の申請に対して、30件の企画に対しての助成で、大変狭き門でした。
2018年に上演した「イリス」のボーカルスコアの日本橋オペラ版が、2019年9月IMSLP(ペトルッチ国際楽譜ライブラリープロジェクト)に掲載されました。「イリス」のボーカルスコアは1898年に初版が出されて以来、これまで新たな版はありませんでした。結果として、多くのミスが散見されていました。日本橋オペラでは2018年の上演に際して、このミスを修正した楽譜を、世界に提供することを目標として作業を重ねて参りました。著作権は放棄していませんが、楽譜は無料でご利用が可能です。