世界一に!?

 

 「ソニ−を買って”世界一になろう!”」という言葉を聞いた記憶がある。

 誰が言ったかはここでは問題にしないが、日本人の意識の中で今や”世界一”という言葉は”非現実的”な言葉ではなく、良く聞く言葉になったことは確かだ。

 「TOYOTA]の車の販売台数が近く「GM」をぬいて”世界一”になるのではないかと報道されている。

 世界野球でも優勝したし、オリンピックでも金メタルがとれるようになった。

 でもそれだけである。

 目標はあっても良いし、それにむかって努力することを否定はしない。

 スポ−ツの世界では、一定のル−ルをつくって、勝ち負けを判定する。その範囲での”世界記録”である。その世界記録は破られる運命にある。

 スポ−ツは考えてみると、個人競技と団体競技にわけられる。個人といっても全く個人ではなく、それを支える人々がいるから、全く個人とはいえない。その総合力が”国力”とでもいうものになるのではないかと思う。

 日本人の平均寿命が”世界一”といわれようになったのは、われわれ関係者としては嬉しい話である。

 そのもとは”エネルギ−”である。前に書いたが、元をただせば”太陽”である。”人力”馬力”・・・それからの”木””石炭””石油””天然ガス”・・・”原子力”と。

 ”エネルギ−”と”IT”は年を越し、まだ世界の問題として論じられている。

 その中で”わが国”はどこへゆくのか。

 ”美しい日本へ ましっぐら!”は何処へ行くのか!?(20070105)

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