シェワルナゼ大統領訪日

1999年3月4日〜8日、グルジア共和国シェワルナゼ大統領が国賓として来日しました。

シェワルナゼ大統領は旧ソ連の外相時代計3回日本を訪問していますが、グルジア大統領としては初来日です。グルジア人は日本にわずか20名ほどしか居らず、その内10名が私の友人の大阪シンフォニカー関係者です。2月末の新聞でグルジア大統領の来日を知った私は、早速大阪のギア・ケオシュビリさんに電話しました。そして次の日、今度はコンマスのゴギ・バブハゼさんからお電話がありました。
「大統領に会いたいんだけれど・・・」
「え?そりゃ僕だってお手伝いしたいけれど・・・だって、大統領でしょ・・・まあトライはしてみるけど・・・でもどうやって・・??」


1999年3月7日(日)午後1時15分。私はグルジア共和国シェワルナゼ大統領と固い握手をして、両国の文化交流の深い絆を確かめ合いました。

それに先立つ午前10時半より、京都駅前にある新・都ホテル1Fのレストラン「ラフィネ」にて、この日の昼食会の中での「グルジア・日本友好ミニコンサート」のリハーサルが始まりました。

グルジア人弦楽奏者、ゴギ・バブハゼさん(1stヴァイオリン)、ザザ・ゴグアさん(ヴィオラ)、ギア・ケオシュビリさん(チェロ)、日本人の茂木公史さん(2ndヴァイオリン)の演奏による弦楽四重奏を私がご案内するというコンサートです。
リーハーサルの最中にグルジアの大統領随行事務官が入ってきて「ゴギ!!!」


なんとコンマスのゴギさんの幼なじみです。コンサートの終わりに、大統領が挨拶に来てもらえる段取りになりました。ラッキー!!
シェワルナゼ大統領は昨年もテロの標的になって、危うく難を逃れたばかりで、
最高に緊張した警備が敷かれています。


メニューはこちら     |    昼食会は12時から開催されました。

つづく