福田祥子 (Shoko Fukuda) ドラマティックソプラノ・オペラ演出・オペラ制作
大阪音楽大学ピアノ科卒業。大阪芸術大学大学院声楽専攻修了。第6回大阪国際音楽コンクール第2位。東京二期会オペラ研修所本科首席修了、優秀賞受賞。これまで、ワルキューレ、ジークフリート、神々の黄昏、トリスタンとイゾルデ、さまよえるオランダ人、タンホイザー、椿姫、ドン・カルロ、オテッロ、イル・トロヴァトーレ、仮面舞踏会、グスターヴォ三世、蝶々夫人、トゥーランドット、トスカ、イリス、エフゲニー・オネーギン、パリアッチ、カヴァレリア・ルスティカーナ、お菊さん等にそれぞれ主役級の配役で出演。『圧倒的にして鮮烈な歌声と存在感。生まれながらのブリュンヒルデ』(音楽現代)と批評を受ける。日本人としては稀有の本格的ワーグナーソプラノでありながら、ヴェルディ、プッチーニといったイタリアオペラまで、広範囲のレパートリーを有する貴重な存在である。ウィーンとバイエルンの両国立歌劇場で研修を受け、スタラ・ザゴラ国立歌劇場(ブルガリア)、コシチェ国立歌劇場(スロバキア)などで、蝶々夫人、トスカの主役として度々出演、絶賛されている。また日本各地をはじめ、オーストリア、ドイツ、ブルガリア、チェコ、スロバキア、トルコ、イスラエル、フィリピンなどで、リサイタルやオーケストラと共演をしている。また2021年以降の日本橋オペラの全ての公演の演出を担当しており、オペラ企画者・制作者としても高い評価を得ている。さらに近年は、国際声楽コンクールの審査員もつとめており、活躍の場を広げている。東京二期会、関西二期会各会員。

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