ウインザーの陽気な女房たち
Die lustigen Weiber von Windsor
オットー・ニコライ
Otto Carl Ehrenfried Nicolai
独/1810-1849
初演:1849年3月9日ベルリン宮廷歌劇場/Berlin (Ko:nigliches Opernhaus)
原作:シェークスピア/William Shakespeare
台本:モゼンタール/Salomon Hermann von Mosenthal
演奏時間:序曲約7分/第1幕約46分/第2幕約51分/第3幕約40分/合計約2時間24分
概説:
ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団の創設者、初代指揮者であるオットー・ニコライによる3幕のオペラ。
遊び人のファルスタッフを女性陣が面白可笑しくとっちめるという喜劇。
ヴェルディの名作「ファルスタッフ」と同じく、ウィリアム・シェイクスピアの戯曲「ウィンザーの陽気な女房たち」(The Merry Wives of Windsor)を原作とし、こちらはモーゼンタールが書いたドイツ語台本による。
サリエリも同じ戯曲を基に「ファルスタッフ」を書き、他の作曲家の作品もあったが、現在上演されるのは、ヴェルディとこのニコライの作が主である。シェイクスピアの原作、またヴェルディ作との違いを比べるのも一興。オペラの中のメロディを駆使して組み上げられた序曲は単独演奏の機会も多い。
最終更新20040508
RETURN
オペラ名曲辞典TOP