【基礎データ】
ルスランとリュドミーラ
Ruslan i Lyudmila
ミハイル・イヴァノヴィッチ・グリンカ
Mikhail Ivanovich Glinka(露1804-1857)
台本:シルコーフ
V.F.Shirkov(露語)
クーコルニク、ゲデオーノフ、グリンカ(作曲者)が加筆
バクトゥーリンが一部草稿作成
原作:アレクサンドル・プーシキンの同名の詩より
Alexandr Pushkin
初演:1842年11月27日(新暦12月9日)
旧ボリショイ劇場(ぺテルスブルク)
Bolshoi Theatre
演奏時間:(プロローグ5分、第1幕40分、第2幕40分、第3幕45分、第4幕35分、第5幕25分) 合計約3時間10分
楽器編成:2Fl,Pic,2Ob(EH),2Cl,2Fg,K-Fg/4Hr,2Tp,3Tb/Tim,Perc/Hp,Pf/Str
概説:ロシアの色濃い名曲であるが、台本なしで先に曲を作っていくという作曲方法のためか、場面と場面の繋がりが悪いなどの酷評もあり、作曲者の生きている間にこの作品が完全な形で上演されることはなかった。それは総譜の複雑さによるところも大きかったようだ。当初原作者のプーシキンが台本を手掛けるはずだったが、彼は決闘で命を落としたためにそれは叶わず、台本の大部分はシルコーフによって仕上げられた。全体的に聴かせる良い曲が盛り込まれており、特に序曲は世界中のオーケストラの重要なレパートリーである。
by Ikumi
最終更新:2009年1月11日
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