第4幕
民衆はモスクワに攻め上がってくるドミトリー皇子の噂とボリスへの不満ばかり。聖堂から出てきたボリスに白痴(苦行僧)が非難の言葉を投げつける。大広間で貴族達が反乱に対する会議を開いている。そこへシェイスキー公が入ってきてボリスが錯乱状態と告げる。しかしその言葉が終わらないうちにボリス自身が部屋に現れ、とりとめもないことを言う。彼は苦悩の中に息子フョードルを呼び「ボリスの別れ」を歌い死んでしまう。森の中で農民達がボリス配下の貴族をなぶり、皇帝ドミトリーを救いたまえと歌う「重唱と合唱」。ドミトリーになりすましたグレゴリーはここでわれこそ全ロシアの皇帝であると宣言し一同の歓呼の中にモスクワへ出発していく。(幕)
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