ウジェーヌ=オーギュスト・イザイ
Ysaye, Eugene-Auguste
ベルギー 1858 - 1931
作曲家、ヴァイオリニスト。
1865〜68年、また1872〜74年、リエージュ音楽院で学ぶ。
ブリュッセルでヴィエニャフスキに、1876〜79年にはパリでヴュータンに師事。
1879〜81年、ベルリンのビルゼ管弦楽団のソロ・ヴァイオリニスト。
1886〜98年、ブリュッセル音楽院で教える。
1888年、イザイ弦楽四重奏団を結成。
1894年からコンセール・イザイ管弦楽団 Concerts Ysayeを指揮。この楽団は1940年まで続いた。
1918〜22年、シンシナティ交響楽団の指揮者を務める。
1922年以降はブリュッセルに戻る。
ヴァイオリン演奏は超絶技巧の中に豊かな感情表現を持ち、ヴィブラート奏法を発展、確立させた。
フランス音楽を得意とし、楽器は1908年まではストラディヴァリウスを、その後はグワルネーリのデル・ジェズを使用した。
弟のテオフィル Theophileは、作曲家で、ピアニスト。
代表作:
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集(6曲)op.27
悲劇的な詩 Poeme elegiaque
紡ぎ車の場面 Scene au rouet
冬の歌 Chant d'hiver
エクスタシー Extase
友情 Amitie
子どもの夢 reve d'enfant

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