Purcell, Henry
ヘンリー・パーセル
英 1659-1695
作曲家。
少年時代は王室付きの聖歌隊で学ぶ。1673年、王室の楽器の修理・調律者に任命され、74年には15歳でウェストミンスター寺院のオルガン調律者。ここでオルガン奏者としての勉強をすることになる。1677年、王室弦楽団の常任作曲家。1679年、ウェストミンスター寺院のオルガニストに就任。その後、多くの作曲を手がけ、劇音楽、アンセム(英国国教会の宗教曲)、合唱曲、器楽曲が多数ある。1685年、ジェームズ2世のハープシコード奏者に任命され、王室の専属音楽家として活躍。晩年は特に劇音楽が多い。イタリア、フランスの音楽を積極的に学び、イギリスに新たな様式をもたらすと共に、独自の美しい旋律線と自由奔放な作風によりイギリス音楽の一時代を築いた。17世紀後半の英国最大の音楽家。
◆劇音楽
アーサー王
妖精の女王
テンペスト
インドの女王
◆オペラ
ダイドーとイニーアス
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