「ヒズボラ」という言葉が世界のニュ−スに頻繁に登場するようになった。

 始めて聞く言葉であったので、早速「Google」で検索してみたら、「ヒズボッラ−・Wikipedia」に詳細に記載されていることが分かった。

 「Wikipedia」は先日修が私のことを登録してくれた「フリ−百科事典」である。

 「ヒズボラ」とは「レバノンを中心に活動しているイスラム教シ−ア派武装組織」とある。報道では「ヒズボラ」であるが、「アラビヤ語・ペルシア語で発音が異なる」とあり「アラビヤ語で(神の党)を意味する」とあった。

 「1982年結成」とあったから、今まで耳に入らなかったのは納得される。

 「急進的シ−ア派組織で、イラン型のイスラム共和国をレバノンに建国、非イスラム的影響をその地域から除くことを運動の中心とする。反欧米・反イスラエルの傾向が強い」とあるのを読んだだけで、大まかに「現代の世界のニュ−ス」に登場する意味が分かる気がするのであるが、これまで色々な事件「主なテロ事件」に関わりがあるという記事をみると、「何故アメリカが、イギリスが、また国際会議でのライス米国務長官の発言の意味」がわかる気がする。「Google」といい「Wikipedia」の記事を見てそう思うのである。

 「武装組織」というのは、「国」がもつ「軍隊」とは違ったものとの認識がある。しかしそれを標榜する組織はそうは思っていないところが、「現代の問題」であるように思われるのが、老人のひとりごとである。

 「合法活動」として「ヒズボラは、パレスチナの過激派であるハマ−スのように選挙に参加しており、・・・」「また、貧困層への教育・福祉ネットワ−ク(2002年のデ−タで、学校9校、病院3ケ所、診療所13ケ所を運営)を作っており、それ故に貧民層からの支持は厚い」とあるのを読めば、また「現代の問題」の複雑さ、また「平和への道」の険しさが思われるのである。

 だがしかし、「武装組織による意見の異なる人へ殺戮」は許すことは出来ないのが私のひとりごとである。

 「精神的な指導者」がいるような印象をもち、その人の発言がネット上にでてくることは、どうかなと思うのが、老人のひとりごとでもある。(20060801)   

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