春なのに(オタク老人のひとりごと13)

 

 朝ラジオで世界野球大会の第1戦で日本3アメリカ1で勝っているとニュ−スでいっていた。(正式にはWBC:ワ−ルド・ベ−スボ−ル・クラシック:国・地域別対抗戦というらしい)

 いつものように9時に起きてTVをみたら丁度3対3の同点で満塁9回裏であった。 2アウトのあとのサヨナラは残念であった。

 すぐあとみたWEBサイトでは一様にそのニュ−スを伝えていた。ロイタ−通信のイチロ−の初回ホ−ムランの写真と共に。

 A新聞の見出しには「岩国住民投票:投票率58%:米軍受け入れ反対87%」とあった。法的拘束力はないとあったが、沖縄の問題とともに、今後どうなるのかなと思った。

 昨夜の録画(世界潮流2006:イラク戦争3年)をみてあとの、今日の「オタク老人のひとりごと13」である。

 

 世界潮流はアメリカへのイラク先制攻撃後世界はどうなるかとの話題であったが、何人かの識者の討論を含めての番組であった。

 わが国でも「敗戦」を経験した者がほとんどいなくなった時代の人々がどう考えるかという問題と重なる。「無条件降伏」を受諾した国としてである。日本の「平和」は何で保たれてきたかの認識と重なる。

 しかしアメリカでもその当時の人々はほとんどいない国でもある。その人達が政治をうごかしているのである。アメリカがインドの核を認め、一方イラクの原子力利用に対する態度との違いの認識とも重なる。

 WBCの野球で、日本が勝ちそうな時があった、「タッチアップ」の判定をめぐっての問題があったと画面をみての解説があった。王さんの「野球がスタ−トしたこの国でこんなことをしてはいけない」というコメントはアメリカでどう受け止められたかと思った。

 BS1でイギリスBBCの「芸術のわな」という番組をやっていた。以前見た番組であった。題名は「How Art made the World」で、日本では「芸術」といわれている「Art:ア−ト」である。私が日頃考えていることと考え方に共通点があるように思われた。古代から「イメ−ジに世の人々は動かされている」という考え方:説によって編集されているように思えた。

 春なのに、また寒波襲来で雪が降っている。(20060313)