衛生学教室Newsから

 No.27-30  1974 昭和49年

No.27.

1974.1.1-3. 快晴

 1.4. 新年互例会 本部会議室 臼淵学長”じっとがまんをし 将来にそなえてほしい”

 1.5. 水曜会 増築棟内共通室の使用具体案について

 1.7. 弘前医学編集委員会”教室名のあとにつくのは主任教授名か指導教授名か””単位はイタリック体よりロ−マン体へ”

 1.8. 評議員会 教員審査委員会 佐々木出席

 1.9. 教授会 終了後かっぽう中三で教授会新年宴会 佐藤・角田名誉教授、臼淵学長招待出席 教授の欠席ほとんどなく五十音順に席につく 佐藤「こんなに沢山お集まりの顔をみると昔のことを思い感慨無量だ よく全員まとまっておられるのは.喜ばしい」 松永「皆さんの協力で−今それを言おうと思ったところだ」 「入院してみて病院のことがよくわかったので一言二言(ベルをおしても看護婦が来ない)(玄関前のタクシ−の名前について)(粟田口病院長・大内前病院長) 角田「私のような知能指数が低いものがどうにかこうにか」 臼淵「”う”にところを探したがないので止むを得ずこんな正面にすわった」等々 あとはお酒ウイスキ−で各自のみまわる

 1.10. 羽賀与七郎教授退官(今春)記念事業会からの趣意書配布される 教室として金一封(1万円申し出る予定)

 1.11. 教室News26号発送

1.12. 柚木部長、衛研次長橋本康孝氏(学位論文提出)と共に挨拶にみえる

 協和病院(院長土方恒省先生)新病院落成レセプション 青森市アラスカ会館で開かれる(武田・福士・臼谷教授出席)佐々木教授 理事長、院長へ挨拶へ

  教室新年会 浅虫伊勢屋で(駅から2分)

 おてもと(割り箸)コレクションに又一つふえ(青森市”芝”でテンプラ定食で昼食をとったので) 一戸先生の世話・司会で6時開会 (臼谷・武田・福士・小野・斉藤・町田・山田・中村・佐藤(順)・佐々木・蓮沼・竹森・仁平・柴垣・小山内・工藤) 一戸先生のおふくろの味なる(なます)(あんこうのともあえ)(煮めし)(おいしい漬け物)等々出る おしゃく2名

日帰り組が”しもきた”で帰ってから「おれはかわらの枯れススキ」(中村)がでて本番に入る 工藤さん(一戸先生のところの歯科技工士)森進一の「花と蝶」を歌ってやんやの喝采 アンコ−ルの声かかる 例によって例のごとくナツメロに夜はふけて

 *計算は頭に入らぬと研究生(小宮山先生論文作成中)

 *紅三点(?)おひめさまのように囲まれる

 *新内(しんない節)に年きのかかったのどきかせ(すすきのの青春の小野先生)

 *教室のしめくくりの歌にはどんな歌(来年までの宿題となる)

 *カンケイ(トランプ)にたたかれる手の声はずみ

 *浅虫のすし屋は午前1時まで

 *300であがるはずのが満貫に(中中中のポンで貫になりドラ発がでてリンシャンカイホウになる)山田先生(これだからやめられないのです ジャン歴40年の言葉)

 *肌脱ぎの姿は午前3時まで(暖房がきいてのマ−ジャンの姿)

 *こんなはずがないのに一人勝ち(教授一人勝ち 3コロは誰)

 *青森のもうけ(パチンコ)浅虫でパ−になり(仁平)

 *ウ−パ−はいくつのことかと側で聞き(蓮沼)

 *110番へ電話をしましょうとそばで言い

 1.13. 快晴 浅虫の海から岩木山がみえる

 1.17. 第9回(昭和48年)青森県環境保健部職員研究発表会 青森市共済会館 1.2分科会26題 臼谷・佐々木・武田教授総合意見交換に出席

 1.18. メデイカルトリビュ−ン日本支社企画室斉藤富雄氏”血圧水準の決定”について取材のため来室

 1.21. 薬局開設者及び管理者指導講習会 青森市東奥日報ホ−ル 特別講演「薬事制度の諸門題と分業について」蓮沼

 第1回腎懇話会(責任者大池弥三郎教授) 病院会議室で開かれる

 1.23. 弘前大学医学部30年史編集委員選出される(佐藤(光)・佐々木ほか)

 1.24. 合同抄讀会 西山「Pesticides」 小宮山「一般用医薬品(大衆用薬品)に対する意識調査」 25日にかけて大雪

 1.25. 西目村から今年度は夏の測定にしたいと電話あり

 1.27. 雪かきの日曜日

 1.29. 基礎の駐車場除雪

 2.1. 近頃昼食時トランプと詰め将棋(出題者仁平)

 2.2. 血圧計についての打ち合わせのため蓮沼先生上京

 2.3. 再び雪かきの日曜日

  第5回日本医事法学会総会 東大赤門学士会館 蓮沼出席

 2.6. NHK(こんいちわ奥さん)に金屋の小野チエ保健婦・小野ハギ婦人会会長出演 高血圧対策について語る

 2.10-11. 岩手医大・東北大・弘前大三大学対抗スキ−(アルペン)大会で弘前大優勝 部長(佐々木)閉会式に雲谷に出席

 2.12. 青森県公害審査会委員一行他県(兵庫県)の公害対策の現状の視察に出張(中林裕一・館田巌・石崎宣雄・佐々木直亮・臼谷三郎・佐々木信介・春日井英夫・県から2名)雪のため”日本海”2時間半おくれ出発

 2.13. 兵庫県庁にて公害の現状と対策を聞き 兵庫県大監視システム見学後三菱重工神戸造船所にて下水廃水の三次処理プロセスを聞き「環境をまもる廃水処理装置」見学 泊まりは六甲荘

 2.14. 姫路城、書写山見物のあと解散 秋田地方大雪の為”日本海”不通 のりつぎの苦労して帰弘

 2.16. 学友会主催卒業生を送る会(市民会館)卒業生も先生方も少なし 松永医学部長「はじめの2年間が大切」 佐藤光永「3つの玉の話 きんたま、めだま、きもたま) 佐々木「regular exerciseを」

 2.18. 学2衛生学自由研究についての面接はじまる

 2.20. 第1回山形県公衆衛生学会(木村亮太郎部長会長) 山形県衛生研究所 特別講演「研究する心 コホ−ト分析的思考法の実例から」佐々木直亮 27題の出題あり盛会であった

 2.24. 第2回厚生省特別研究班会議 東大赤門学士会館(佐々木・蓮沼・杉田出席) 小雨ふるさむい日曜日 「循環器障害の成因と予防に関する基本的問題」 発表「血圧の個人評価に関する研究」佐々木 病理班 臨床班 疫学班別に会議 全体会議もあり 終了後福士正典先生(近視センタ−)と4人で会食 話題「近視の予防 回復訓練について」

 青森県医師会役員きまる 小野淳信先生常任理事となる

 2.27. 合同抄讀会 小野「津軽の方言による症状の訴え(あずましい、カチャクチャとする、等々)」 臼谷「健康水準調査成績(五所川原)の総括」

 2.28. 第77回弘前医学会例会 発表「多目的自動血圧測定装置について」蓮沼

 東奥日報に”一目でわかる血圧”と弘大医学部で新装置を開発の記事でる 

 3.5. 山形県衛生研究所長村上次男先生来室

 3.6. 学1学期末ペ−パ−テスト 珍答案多し 例:コホ−ト分析(糞便の分析をすること)レコ−ド・リンケ−ジ(レコ−ドの溝のようにまわっていること)Prospective study(前もって予想をつけておくこと)(結末を予想して研究すること)

 3.8. 弘前市農協中堅リ−ダ−研修会 弘前市農協本店3階ホ−ル 特別講演「農村における婦人の健康管理について」蓮沼

 3.11-13. WHO Meeting on the control of hypertension and stroke in the community(Tokyo) 東京経団連会館 佐々木教授guestとして出席 ナイジェリア・オ−ストラリア・アメリカ・西ドイツ・デンマ−ク・フランス・ソ連・ポ−ランド・スエ−デンから外国人Participants13名Obsevers3名WHO3名と日本側からGuest14名Participants16名Observers10名Administrative adviservs4名 一級の同時通訳のついた国際会議

 3.10. 青森県ヨット連盟理事会で功労者として佐々木直亮・町田泰介ら表彰と決定したとか

 3.11. 一戸実先生学位記授与式(医学部長室で学長から)

 3.12-15. 第16回東医体スキ−大会 栂(つが)池高原スキ−場にて 佐々木部長として14-15日参加 成績総合3位

 3.18. 高橋英次先生退官記念会より来信 教室として金1万円を送ることのにする(記念会は5.12日仙台でおこなわれる予定)

 3.19. 仁平將先生保健所医師(鰺ケ沢)として割愛願いの書面県より来る(4.1.日付け)

 3.22. 早朝弘前公園内の人寮(3月末日廃寮予定)から出火 半焼(原因不明) 緊急教授会

 青森県成人病理事・評議員会 青森市青森県がん検診センタ− 品川・篠崎・佐々木出席 話題:昭和49年度事業計画並びに収予算審議 胃・子宮がん集検査料800-900円となる 6月12,13日青森市において東日本がん制圧大会開催予定

 3.23-24. 弘大入試 医学部倍率14倍となる 雪ふり

 3.25. 合同抄讀会 佐藤郁雄「dimethylformamidine・・」 佐々木「WHO Meeting on control and stroke in the community(Tokyo,3-11,13)に出席して」

 3.26. 県農山漁村健康調査第5集循環器疾患校正を行う

 3.29-30. 長崎の衛生学会へ順に出発

 3.30. 第47回日本産業衛生学会2日目 名古屋市立大学教養部(佐々木出席) 夜佐藤鎗太郎先生と会食 南先生短期来日で出席

  南国の空を思うは雪の中

  雪雪雪の今年なり (弘前地方今冬6M16cmの最高記録)

 

No.28.

1974.4.1. 仁平將先生青森県医員として鰺ケ沢保健所勤務発令される 教室の方は研究生

 長崎(諫早)国際ゴルフCCで衛生学会記念ゴルフコンペ開かれる(佐々木教授参加 優勝藤原教授) 夜長崎丸山で懇親会

 4.2. 第44回日本衛生学会 長崎大医学部 評議員会・教育協議会

 4.3. 学会1日目 総会 名誉会員は幹事の任期中又定年退官後も専門職(大学とか研究所)にすぐつづいてつく場合には70歳近くまで推薦しない 蓮沼助教授評議員として推薦される 学会参加(佐々木・福士・蓮沼・竹森・仁平・和泉・南)

 4.4. 発表「X線マイクロアナライザ−による頭髪中のNa,K分布の測定」竹森 「多目的自動血圧計装置に関する研究(第1報)」蓮沼 「血圧の個人評価に関する研究」佐々木

 「長崎は今日も晴れだった」 桜満開 弘前と1か月違う 「浦上の天主の鐘で目をさまし」 泊まりは長崎に来るすべての方を歓迎するというカトリックセンタ− 設備よくホテルより安し 「学会への一番のりは会長か」学会長の相沢先生は真面目な方でいつも正面にいて迎えられた 懇親会の人員が予定の200名になると受付をことわる程の真面目さであった 「永遠にのこる出席簿壁にいたまし」講堂の入り口には原爆でなくなられた職員学生の名前がきざまれた金板がはめこまれていた 「史実より芸術に人気あり」長崎の出島のあとはさびしくグラバ−邸に蝶々夫人がいたような気分になるとは

 学会最終日 午後3時医学部発新十一会の旅行バス出発(参加佐々木・福士・竹森・仁平) 「助教授は温泉よりは焼き物へ」蓮沼先生有田焼きのかまもとへ バスは島原半島を半周し、口ノ津よりフェリ−で天草下田温泉(望洋閣)着、宴会は夜8時から 北・鈴木・村江三先生に珍妙文の感状とノ−サンキュウキンシ勲章、アラエッササ文化勲章が贈られる 各大学参加者紹介のあと芸がつづく 北(観兵式)村江(男女のどじょうすくい)高橋(南方おどり)辻(性教育漫談)佐々木(ドイツリ−ドならぬ冬の旅)田中(夏目漱石のぼっちゃん)北原(たねつけ馬の実演)等々 終了後教授会(何を論議したか夜半まで) 各自の部屋のTVは11時からピンクビデオがあったそうな(三本立て) 片肌ぬぎの大正組みは3時まで(明治はゆかた一枚でがんばっているとの高橋先生の言葉に、では大正組はゆかた片肌ぬぎですと中村教授の案出のスタイル)

 4.5. 翌朝8時半出発 崎津天主堂をみて本渡市城山公園、キリシタン基地見学、無邪気ホテルで昼食、天草五橋展望後三角から熊本へ解散 佐々木教授熊本野村教授と会食 熊本城をみた人 寝台で帰った人 あと一日とまった人など

 4.10. 夏の保健活動の件で八戸保健婦2名相談にみえる

 4.13. 専門への進学式

 4.15. 本年度入学式 武田先生学2特別講義(学校保健) 4.22.(安全)

 4.20. 昭和49年夏期保健活動中央打合会 青森市自治会館(佐々木・蓮沼出席)

 4.24. 合同抄讀会 竹森「Arterial Pressure Regulation, Am J Med 52,584,1972」 木村恒「Medium-chain Triglyserides」

    教室でお花見(公園の桜つぼみまだほころびず) ビ−ルとすしの会 工藤由紀子さん、仁平將先生の送別、羽賀先生の名誉教授授与を祝して

 鵬桜会総会 マルエス会館3階

 4.28. 青森県ヨット連盟総会 大湊で 佐々木直亮・町田泰介氏ら永年の功労に感謝状贈られる

 羽賀先生退官記念パ−テイ(りんご商業会館) 桜さきはじめる

 4.30. 新築のキャッスルホテル9階のラウンジに午後のcoffeeを飲みに行く

    工藤由紀子さん本日かぎり家庭の都合で退職

 5.2. 5日放映のNHK-TV(コ−ヒ−談義)ビデオとり(佐々木)青森へ

 5.7. 大型連休 弘前公園の桜まつり終わる 公園のさくら本日満開

 5.8. 田植え一番乗り  七尾環境保健部長新任の挨拶にみえる

 5.11. 保医研コンパ いした食堂

 5.13. 福士先生特別講義(公害概論・大気汚染) 

 5.18. 日循協理事会 東京国際ホテル3階富士の間 佐々木出席

 5.19. 夏のようにあつくなる

    第9回日循協総会 東京東新宿ヤクルトホ−ル 会長大淵教授 蓮沼助教授他弘大関係者3名評議員に推薦される 主題「循環器管理のこれからの課題」 終了後杉田先生らと会食

 5.20. 福士先生特別講義(水・食品添加物)

 5.22 解剖体慰霊祭. 

 5.24. ミシガン大学名誉教授シ−バ−ス博士 慶大薬理学細谷教授の麻薬についての特別講演あり

 合同抄讀会 西山「Environmental Pollutants」 福士「昭和48年度青森県産魚類の水銀量」

 5.26. 第56回弘前医学会総会 青森市県病講堂 発表「大韓民国道路公社職員及び無医地区農民の健康実態調査、特に血圧について」蓮沼・南

 5.30. 八戸市皆川保健婦ら調査アンケ−トの打ち合わせのため来室

 5.31. 弘大開学記念日休講 第4回開学記念医学部ゴルフコンペにて佐々木教授(54,52,51,NET109で)優勝

 6.2. 財団法人鷹揚郷腎研究所鷹揚病院(腎センタ−)(理事長舟生教授)竣工落成記念講演会、祝宴行われる 修祓式は岩木山をながめる小沢団地のそばの3階建ての建物で 大島研三先生の「人工腎透析の現状」 滝沢正医務部長の「当面の医療問題」の講演 パ−テイは白樺3階ホ−ルで行われる

 6.3. 植田製作所鳥井・三上両氏来室

 6.4. 多目的自動血圧計(試作2号器)による血圧実習開始

 6.10. 弘前地区城西地区住民の健康診断(医師会小野先生ら)はじまる 試作自動血圧計のテストをかねて参加(蓮沼・竹森)植田製作所長ら一行見学のため来校

 6.13. 東日本ガン征圧大会青森市において開催 黒川先生の特別講演あり

 6.15. 昭和49年度文部省科学研究補助金奨励研究(A)「食塩摂取量の一指標としての頭髪及び爪中のNa,K含量に関する基礎的研究」竹森幸一 27万円採択の通知あり 

 6.21 教室業績集第8巻製本に出す

    合同抄讀会 山田「ヨ−ロッパ諸国の医療機関および医療保障制度近況の一端」 渡辺正宜「Endemic Fluorosis」 

 6.22. 住友生命平位医務部長来室

 6.28. 小野淳信先生第8回弘前健康学校で「健康とは何か」講演 弘前市民会館別館日本間にて

No.29

1974.7.1. 第一学期試験週間はじまる

 7.10. 青森県成人病予防協会理事・評議員会 青森市癌検診センタ− 佐々木理事で席

 7.11. 西目村血圧調査へ出発(佐々木、蓮沼、竹森、学生4名)

 7.18. 西目中学校で「衛生講話ABC」(佐々木)、公民館西目村健康大学「健康農村のあゆみ、西目村と共に18年」(佐々木)

 今年の西目村の話題 1)自動血圧計を持参し、学生の聴診法と比較し、血管音をテ−プにとる 2)雨の多い日がつづいた 3)どの部落内でも道路が舗装されていた 4)自家用車で血圧測定にかけつける人の多かった 5)田高では炭焼きは一軒になった 6)秋田県心身障害者コロニ−鳥海の園見学 7)象潟(きさかた)へ車をとばし(保健婦斉藤綾子さんの運転の)蛇萬寺、奈曽の白滝を見に行く ”象潟や 芭蕉にならい 一句ひね”(蓮沼) ”象潟や 芭蕉芭蕉と さわぐなよ” ”象潟や ロックに 芭蕉おどりだし”(蓮沼) ”象潟や 松の根深く 写真とる”(佐々木博) ”象潟や 千年前を 百円で”(佐々木直) ”奈曽の滝 流しソ−メン 食いそこね” ”西目村 かんろく できたよ 宝池さん” ”西目村 金木町より 美しく”(佐々木博) ”西目村 来たときよりも 美しく”(佐々木博) 反省会で中沢斉藤さんののど、三浦オヨシ先生の歌唱をきく

 7.19. 西目村から秋田市へ 器械・資料をフクダ電子へはこぶ

  第23回東北公衆衛生学会 秋田市県教育会館 発表「農村地域住民における体位・生理学的機能の10年間の推移」臼谷、他 「磁気テ−プの応用による血圧測定実習成績にみた2,3の問題」蓮沼 「青森県における循環器疾患の実態調査からみた2,3の問題点」佐々木 「昭和48年度青森県魚類の水銀量の統計的考察、とくに母平均の区間と実測値の標準範囲の推定」福士 懇親会(ビ−ル) ”乾杯の音頭を”といわれて驚く(東北地区で一番古参の教授になってしまった)

 みちのく会 秋田県田沢湖町国民宿舎駒草荘 夕陽のしずむ高原についたのは午後7時きっかり 1時間懇親会 自己紹介あり

 7.20. 日本産業衛生学会東北地方会第32回集談会 上山市月岡ホテル 発表「韓国労働者の血圧値第2報」佐々木・蓮沼・南 鉄興社山形工場を工場長と増田先生の案内で見学 電解金属クロムの製造がアメリカとここと世界で2社であるとは驚いた その他電解二酸化マンガン等製造 アルミ工場さらには養鶏まで手をだし 多角経営に苦労している お土産は生みたての卵だった

 月岡ホテルでの学会は質疑活発で 公衆衛生学会もそうであったが まさに環境衛生花盛り 東北地区大学の衛生公衆衛生教授たちが次々と立ってしゃべった 特別講演は東北大衛生へ新任の池田正之教授の”有機溶剤中毒” このあと懇親会があるそうですが その折りには人類が最も親しんでいる有機溶剤であるエタノ−ルをたしなむであろうその前に有機溶剤中毒の話をするとは・・・

 7.23. 入野田教授の研究班会議 弘前キャッスルホテルで開催 脳卒中死亡者の眼底病変などの発表あり

 7.25. おそい梅雨あけ 武田先生養教の講習会で沖縄へ出張 8.10.まで

 7.26. 弘前地方31.6度になる

 7.27. 南先生来室

 7.28. 佐々木教授HMGゴルフコンペで50,52NET70で優勝

 7.29. 水曜会 移転に関して

 7.30. 低気圧停滞し雨となる 東北地方夏の雨

 7.31. 基礎増築部門引き渡し

 8.2. 夏期保健活動 横浜町 講演「血圧につて」蓮沼

 8.3. 夏期保健活動 八戸市上長地区正法寺町 講演「高血圧疾患について」佐々木 反省会は天野保健所長、佐々木民生課長、橋本保健衛生課長、市保健婦、参加学生 正法寺町内会の人達と八戸市内で

 8.7. 渡辺厳一先生より毎日学術奨励賞の件で速達あり

 8.8. 基礎校舎新増築部門各講座へひきわたし

 8.10. 夏期保健活動 三沢市四川目地区 講演「成人病(高血圧)について」佐々木収入役三浦光雄氏挨拶 進行は保健課長川口忠治氏 中村久造先生 三沢の夏期保健活動の生みの親の高橋新太郎氏も顔を出す 夕食は医師会長荒井先生らと{天重」で

 8.11 中村・高橋(三沢市)両氏の案内で古牧温泉博物館をみる 「古間木(フルマキ)は昔のマキバのあとをいう」「間木(マキ)は馬の牧場のさくをいい、間木−古間木−古牧(牧場)−コマキ温泉となった」「建物に”水”のしるしのある理由よくわかり」 南部の建物の写真の説明のとき”水”の印のあるのは現在消防本部にいる高橋氏の話によると”水”の神様をさすという ようやく青森CC(ゴルフ場)の建物に”水”の印がある理由がわかった 「四川目は小さい川の四番目」 浜三沢地方の太平洋にそそぐ川が海から1川目、2川目、と名前がつき6川目まである 今回の会場は4川目 「三沢にもコレラの森があるという」(八戸市のコレラの丘がでたところで) 「三沢ベ−スにうさぎを飼うか(荒井)第二成田空港か(佐々木)「基地の街三沢は将来どうなるのであろうか」「家のねこにも税金をとるのかとわれたことあり」(夏期保健活動をはじめたとき家内調査の際きかれたこともあった」 「この博物館にも”ちゅうぎ”なし」(県の郷土博物館にも古牧博物館にも) 「オ−三沢の話は本当なり」収入役の話でも終戦後新しい三沢の町の名前をつけたとき進駐軍の司令官の前で説明したら(オ−ミサワOK」といったのを大三沢がよいととりちがえて「大三沢」となったという話」

 8.22. 昭和49年度弘前大学公開講座始まる 三沢市社会福祉センタ− 開講式(学長代理佐々木)のあと「風土と健康」佐々木直亮(6.30-9.40pm)あり参加者85名 11回のうち7回受講した者に修了証書がでるという

 往路青森八甲田行軍遭難の記念碑をみて田代代高原から十和田市三沢市と車で行く 午前中三沢の中村久造先生・高橋新太郎さんと市立病院事務長らと「三沢のコレラの森」のあとをたずねる 途中1880年生まれ(94歳)の老婆より明治19年のコレラが流行したときの話をきき コレラの死人をうめた五川目のつつみを歩き 玉泉寺で過去帳をみる 一家全滅の事実が確認できた

 8.23. 八戸市保健婦課長橋本氏の案内で下大工町の奥山和雄氏(消防)から八戸のコレラの話をきく(昔はコレラ防疫は消防でやっていた)白銀平の元コレラの丘あたりを歩く 当時の供養の墓石は今市内の福昌寺の境内にうつされている (4本あった松は3本となり1本はうつったあと枯れた)白銀平あたりは夕方ともなればおとずれる人もなく寂しいところであったという 今は団地建設中 鼻舘(近く八戸市港の上にできる夢の大橋を前にばがめるところ)にコレラの記念碑あり 八戸市内八戸まつりでにぎわっていた

 8.26. 原子力船むつ午前0時すぎ出発

 8.27. 養教養成所改組に関する件評議会に出る

 8.28. 東奥日報文化部塩越隆雄記者りんご百年に際しての記事取材のため来室

 新しい医学部本会議室(1階)ではじめて会議(教授会)が」開かれる 

 高橋政雄先生よりカステラがとどく

 8.29.. 6階新予備室(衛生)へ荷物をはこびはじめる

 学術講演会 キャッスルホテル 鳥飼教授「原発性アルドステロン症の診療治療と抗アルドステロン剤」他 佐々木・山田出席

 8.30. 県国保課羽賀さん講習会打ち合わせのため来室

 9.2. 「脳卒中の臨床と研究」弘前大学脳卒中懇談会編 医学書院 14000円初版入手

 9.4. 昭和49年度青森高等学校教育研究保健体育部会 五戸高校にて サッカ−の町に東京立川の松浦利夫氏講師として来校 養教部会で「青年期の健康管理」血圧測定の実際 講師佐々木 懇談会のはじまる前震度5の地震あり 町長とりさくら肉の招待あり

 9.5. 狼の森血圧調査(佐々木、竹森、仁平) 秋晴れの一日 9時から6時すぎまで 夕食時「こもかぶり」(山ではだかで心中した人達)等の話題でる 狼の森調査20年になる

 9.6. 学1の講義はじまる 2時限か出席状況よし

 9.8. 金屋血圧調査(佐々木、蓮沼、竹森、学生4名)(k音録音、アンケ−ト、触診・聴診測定法の検討) りんご新種(東北3号、あかね)出る

 9.9. 学術会議の件で山形(東北)高桑(北大)両教授 また福島医大の梶浦睦雄教授挨拶にみえる 科学者との懇談会本部で開かれる 佐々木出席

 危険有害物処理委員会「重クロム酸廃液の集中処理について」竹森出席

 9.12. 菅原和夫(長崎大助教授) 弘前へ 挨拶のため来室(公衆衛生学部長講師となる)

 9.14. 第22回東北学校保健学会 仙台

 9.18. 医学部地区危険有害廃棄物処理委員会で「重クロム酸加里の集中処理」が行われた 

 9.25. 合同抄讀会 木村茂「結核予防行政の動向」 和泉「新井田川汚染解析」 蓮沼「多目的自動血圧計試作品供覧」

 9.26. 青森県国保保健婦研修会 青森市自治会館 「難病としての脳卒中をめぐる諸問題」佐々木 9時半から3時半まで1日かけてじっくりと

No.30. 

1974.10.2. 佐々木教授へ医療審議会専門委員依頼の書面厚生省(看護課長)より入る

 10.3. 教室業績集第8巻(昭46-48)製本出来発送準備

 東北大赤石教授来室 1内の抄讀会で医療過誤をめぐる諸問題として「大腿四頭筋拘縮症」について話をする

 10.5. 武見太郎先生古稀祝賀会 帝国ホテルで開かれる 佐々木出席

 10.8. 昭和49年度保健婦研修会 青森市造道県自治研修所 テ−マ「成人保健のとりくみ」講義「循環器疾患についての問題点」佐々木 午後研究発表討議あり 

 毎日新聞社より昭和49年度「毎日学術奨励金」の決定の通知あり

 10.11. 毎日新聞久野英雄記者取材のため来室

 医学部地区危険有害廃棄物処理委員会開催

 10.12. 養護教諭養成課程設置検討委員会開催(第1回)委員長真野教育学部長選出される

 10.13. 蓮沼助教授K音分析のため上京 タナック行き

 10.15. 新13会福島県福島市高湯温泉白雪荘 村江・北・佐々木・加美山・滝沢・今村・辻・前田・村山・松井・戸田・喜多村・田中教授出席

 10.16-18. 第33回日本公衆衛生学会 福島市文化センタ− 佐々木・蓮沼・竹森出席 発表「国際的視野からみた日本人の血圧」佐々木 「青森県の脳卒中について」秋山・鈴木治子・木村スサ・佐々木・花田ミキ 「某農村における内服薬からみた高血圧の治療状況」蓮沼 高血圧自由集会「脳卒中・高血圧をめぐる諸問題」

 10.19-20. 第39回日本民族衛生学会 福島市飯坂温泉あづま荘 発表「高温と死亡−弘前地方における異常高温下の死亡例の解析」佐々木

 話題:1)近視についての研究発表3題「座長武田」盗作の疑いで中止と発表され 全国紙にハップニングとして報道される 2)入場者3千名をこし講演集うりきれる 3)結核・放射線・WHO・伝染病・保健所・糖尿病等のシンポ特別講演あり 糖尿病に後藤由夫教授出席 4)循環器とくに脳卒中の報告が沢山あった 5)会員の名札が厳重にチェックされた 6)秋晴れの快晴の日がつづいた 7)飯坂温泉では1泊1万円の部屋にあたった人もいたとか 大仏(おさらぎ)荘 あづま荘は3000円であった 8)次回の公衛は横浜 民衛は東京で

 10.21. 蓮沼助教授秋田営林所の巡回検診に参加 

 10.23. 毎日新聞一面に毎日学術奨励金「74年度7研究決まる」とでる 「塩の取りすぎに警告」「高血圧のデタ−集め20年」電話・祝電あり ”輝きぬ りんごの里の 学の道”(久保義信先生より)

 10.24. 松崎澄子先生同窓会(下北十和田観光)の途中立ち寄る

 日本医事新報編集局小*(こあくつ)洋司記者取材のため来室 11.9日No2637のひと欄に佐々木直亮氏として出る

 10.27. 第57回弘前医学会総会 発表「最近10年間の県内8市と下北郡における国保外来患者の医療費の推移(第1報)特に院外処方とその問題点について」蓮沼 「冠拡張剤の薬理」石見 「癌患者にみられる貧血の発生機序について」大内教授の特別講演 さむい新講堂に参加者少なし 蓮沼助教授の発表:東北デ−リ−に大きく出て地域での問題になる

 10.29. 合同抄讀会 小野「日本人の食生活についての一管見」 佐藤郁雄「食品中有機燐農薬残留分析法について」

 10.30. 国鉄ストのニュ−スに佐々木教授早めに出発

 10.31. 弘前地方吹雪であれる 東京快晴

 11.1. 午前11時より毎日新聞東京本社5階貴賓室にて1974年度毎日学術奨励金贈呈式行われる 山本社長より東京地区の5名(佐々木教授を含む)に賞状と奨励金贈呈される 選考にあたった日本学術会議委員も出席 昼飯は9階のアラスカで 各部のうち”日本民謡”が話題をさらった 高血圧や食塩についても関心が高く 法律・コンピュ−タ−の話は出なかった

 11.2. 城西団地で医師会の血圧測定行われる 新血圧計をもって蓮沼・竹森参加 新血圧計のテストにはよかったが参加者極めて少なし

 夜6時より弘前市医師会館にて映画(高血圧−久山町研究の記録)と講演「わが国の高血圧の特徴」小町嘉男先生 「技術革新と医療の未来像」阿部裕先生あり 佐々木・小野(淳)・佐藤(実)出席

 11.7. 総合講義「未熟児網膜症」 佐々木教授未熟児の疫学の部受け持つ

 11.12 文部省科学研究申請書類ようやく出来上がる

 寒波襲来雪景色となる 暖房入る

 11.13. 花田ミキさん東奥賞受賞のニュ−ス入る

 明年度停年教授(山本・佐藤光永・梅原)の後任選考委員会選出される

 11.15. 卒業生に対する講座、医局の説明会

 11.16. 保医研追出しコンパ(要)

 11.18. 第3回無宗教動物慰霊祭 看護講堂にて 佐藤光雄学部長の話あり

 11.19 教員審査委員会小委員会委員長になる(佐々木)

 11.22. 昭和46年度弘前大学永年(20年)勤続者表彰式本部会議室で行われる 佐々木直亮・武田壌寿両教授そろって表彰うける 医学部から梅原教授・菅原助教授・阿部洋子さんら

 11.28. 特別講義3,4年合同「食道癌」の中で佐々木教授7分受け持つ

 11.29. 高等学校家庭科研修会 弘前実業高校 特別講演「食塩文化論」佐々木直亮

 合同抄讀会 西山「skinfold・・・」 中村「脈博数と血圧値を指標とする検査について −シュナイダ−テストの評価」 津島律さん(研究生入学予定)初参加

 11.30. 青森県医師会館新築落成祝賀会 武見医師会長の特別講演「地域活動の論理とその展開」(地域社会活動の指標として、老齢対策、高令者(新しい人間像)など6つを上げ、今まではDemandを法制化しこれは学術の否定につながり発展性はないが、Social needsを本質的につかまえる努力をし、学的基礎のもとに法制化すれば発展する これには組織が必要である 学的な背景はIntegrated ScienceとしてLife science(生命科学ではなく生存科学)で、これから20年間に1)人口問題2)環境の整備3)産業医の活動4)教育活動の必要をのべた ホテル青森でパ−テイあり

 12.7. 今村誠城先生受賞、今村敏先生叙勲祝賀会 弘前市農協会館8階ホ−ル 佐々木・福士ら参加

 12.9. NHK鈴木デレクタ−、室井アナ 30日放映のVTR(佐々木)打ち合わせのため来室

 12.12. 水曜会忘年会 山道町二葉会館中華料理賞華園 OBの照井、角田先生臼淵学長も参加

 12.13. 東奥日報に12日のむつ市議会で「蓮沼論文」の問題になったとの記事

   教室内忘年会 四川料理「ベヤ」中国の酒と料理

 12.16. 第2回三越若年医学賞受賞(20万円)竹森幸一「Electron Probe X-Ray Microanalyserによる頭髪試料の汚染の外部汚染機構についての研究」

 第79回弘前医学会例会 発表「最近10年間の県内8市と下北郡における国保外来患者の医療費の推移(第2報)−医療経済と院外処方」蓮沼 福島院長、舟生教授の質問討議あり

 12.17. 学3 衛生学筆記試験 実習室にて

 12.18. ”医学概論”講義のため教養へ佐々木教授(衛生学概論)

 12.20. 小野秀芳園創立25周年小野病院新病棟落成記念式典と祝賀パ−テイ 弘前キャッスルホテル 弘大臼淵学長、松永医学部長、石川 、品川、佐々木教授も出席 福士先生薬剤師会長代理として出席

 12.23. 30放映のNHK話題の広場「脳卒中の予防」のVTR青森スタジオでとる  NHK全国統一ストの為 舟戸裕放送部長との対談になり プロデュサ−工藤章副部長になる 午後3時頃八甲田スキ−強化合宿中の成田佳樹君(成田尹さんの長男)滑降練習中にふきだまりにつっこんで死亡したというニュ−ス入る 何ともお気の毒な事である

 12.25. 教授会にて松永医学部長辞意を表明する(東京都立駒込病院長へ転任の為) 学部長選挙委員会選挙(佐々木教授も委員となる) 第1内科後任教授選考委員会発足  

 成田佳樹君お通夜(宝積院)

 12.28. 弘前市医師会忘年会 キャッスルホテル

 12.30. NHK-TV話題の広場「脳卒中の予防」佐々木教授出演放映

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