重松逸造先生へ

 

 お元気のことと思います

 先生の「疫学研究50年抄」を戴きまして有難うございました

 「所詮は自己満足のための産物にすぎない」とは先生らしい表現と思いますが、「疫学者」にとっては大変貴重な資料になることと思います いくつか新しく教えられることがありました

 厚くお礼申しあげます

 

 人と人の縁はまことに不思議なもので、「酒井堅軍医少佐」は私が築地をでての最初の赴任地(S19.4.15)の鹿児島の串良海軍航空隊の軍医長でした。(先年鹿児島での民族衛生学会のとき電話でお話しました) この時肋膜炎でちょっと休みましたが、後日(S25.7)先生の得意のX線写真で肺尖の影を診断して戴いたのですから

 こんなことがあったので現在の自分があるのだという思いがします

 

 先生の「馬力」にはおよびませんが

 「衛生の旅 Part 5」のあと「りんごと健康」「食塩と健康」そして先日「解説・現代健康句」まで書きました 

 この3月で東北女子大学を退職しましたので、これからまた新しいライフ・スタイルでやっていきたいと思っている次第です

 

 このあと金沢の衛生学会に顔を出そうかとおもっております

お元気で(平成6.4.1.)

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